Decade
- 株式会社 ハッピーホリック大阪
- 10月23日
- 読了時間: 3分

久しぶりの更新になったが、10年前の旅路に出ていた。あの頃は、大阪から東京まで歩いて行ったのだが、やはり旅は面白い、名古屋城では浮浪者という名の自由人と出会い、酒をご馳走になった。静岡では夕食や泊まる部屋の段取り、お土産を持たせて貰って、朝の見送り。イオンの丸型の休憩椅子で眠袋で寝ていると「おっちゃん寝てる」と子供に起こしてもらい、ある公園の芝生が綺麗に生えているのを見て寝袋に籠ると最高の寝心地だった。翌朝朝、私が目覚めて背伸びをしていると「いい夢見たか?」元気よく「はい!」と答えると微笑んで行ってしまったが、周りを見渡せば僕の寝ていた場所だけミステリーサークルみたいに寝ていて、本当はその公園の景観の一部となっており管理されてるものだと気づいた。海岸線の砂浜でも寝袋に籠ると心地がよく、寝るなら砂浜か芝生がいいと何の為にもならないが書き記しておく。この旅はすでにStoryで書いたが、この旅路を10年ぶりにあの時の私の影を追っていざ、出発。今回は流石に日程がタイトなので3日間乗り放題の青春18切符の様な切符を買い、あの時会えた人、会えなかった人、そして2度目の人も初めての人も多いに笑楽しみ、昔を懐かしんだ。そして東京。帰りは飛行機に乗って成田空港から関西空港へ。
休む間もなく、仕事に就いて、現実に帰って来るのに海外の様な時間差があった。本当に楽しかった。そして、先日実家に帰った時20年以上も前の写真を見ていた。
そしてある一枚に「詩」が書いてあった。当時の自分に「有難う」を告げながら、悔いのない人生はないのだと思った。どんな偉人でもその感情を抱いた事だろう。倒れて立ち上がれない日もあった。しかし、そこなのである。そこから、真価をとわれるのだろうと思う。
長くなって来たのでそろそろ締めにしよう。人間が本当に試されるの、成功ではない。失敗し、後悔し、涙に暮れ、眠れない夜を何度も過ごし、何もかもが上手くいかず、自問自答を繰り返したが、結局最後は同じ。頑張るしかない。立ち上がって前を向いて歩いて行く。改めて10年前の足通りを歩き、あの頃、描いた未来予想部は叶わないものもあったが、実現したことも確かに刻んだ。現在私は47歳。今度描いた3年計画は今の所、落第点。今年もあっという間に終わってしまう。僕は高い空を見上げ、銀杏や紅葉の並木道を歩き、夕暮れのオレンジに必ず達成してみせる。君子三日会わざれは刮目して見よ。という言葉があるが、私もそう思う。明日何が起こるか誰にも分からない。ただ、どんな時も僕は力の限りを尽くしてサボるのではなく、終わらない夢を見続けて約束の地へ向かおうと思う。





コメント